http://www.alterna.co.jpから転載]

東京2020オリンピックの開会式(7月23日)で、男女ペアで旗手を務めたことが話題になった。IOC(国際オリンピック委員会)は報道関係者に対し、ジェンダー(※1)平等や公平でインクルーシブな描写をするためのガイドラインを配布しているが、実際の報道は配慮されているのだろうか。オリンピック報道を見る際の参考になるように、ガイドラインからいくつかポイントを紹介する。(オルタナ副編集長=吉田広子)

※1ジェンダー: 社会的に作られる役割、行動、活動や属性のことで、ある社会において男性・女性にそれぞれ相応しいと考えられていること(UN Women)

Tokyo, JAPAN – 24 JULY, 2021 : Cauldron at Yume no Ohashi

「スポーツは、ジェンダー平等を推進し、女性や少女のエンパワーメントを図るための、最も強力なプラットフォームの一つであり、スポーツ報道は、ジェンダー規範やステレオタイプ(固定観念)の形成に大きな影響力を持っています。(中略)編集コンテンツを作るときは、ジェンダーの表象に慎重に注意を払いながら、コンテンツの傾向、スタイル、言葉、フレーミング、画像を考慮する必要があります」(出典:「スポーツにおけるジェンダー平等、公平でインクルーシブな描写のための表象ガイドライン」)

IOCは「(報道は)表象全体に関する標準、いわば世界標準をつくる」とし、「コンテンツやコミュニケーションがよりインクルーシブ(排除される人がいない状態)で、バランスが取れた、世界の実像に近いものにするため」、メディア向けにガイドラインを配布している。

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