http://www.alterna.co.jpから転載]

※こちらの記事は、2019年2月5日取材当時の内容です。

高速道路のサービスエリアに伊奈特別支援学校の生徒さんの笑顔があふれる

NEXCO東日本は、高速道路のサービスエリア(SA)などを、地域に開かれた場所として社会課題の解決に結び付ける取り組みを進めている。2月上旬には、常磐自動車道の守谷SAで、地域の特別支援学校と連携。障がいのある中学生自らが作ったビーズ作品や木工品などをSAで展示し、販売を行った。同社は、農業と福祉をつなげる「農福連携」からヒントを得て、高速道路という資源を通じて障がいがある人が活躍する場を広げている。(オルタナ編集部/環境ライター=箕輪弥生)

■ 高速道路のSAで特別支援学校の生徒が製品を販売

先生が考案したビーズ作りキットでお客様の前で作り方を実演する。就労への貴重な体験になるという

これまで主に高速道路の利用者が休憩や食事をする場所だった高速道路のSAやPA(パーキングエリア)などの休憩施設はここ10年で大きく模様替わりしている。地域の野菜や特産物が販売され、食事もローカル色のあるテナントが数多く入る。ドッグランが併設されたり、ウォークインゲートという歩行者用の出入口を整備していたりするSAがあるほどだ。

高速道路の利用者だけではなく、地域の人も気軽に訪れ楽しむ、まさに「地域をつなぎ、地域とつながる」場所になりつつある。

このSAやPAが社会課題を解決するという新たな視点で活用に広がりを見せている。それがNEXCO東日本の展開する「高福連携」だ。

取り組みの一つが2月5日、常磐自動車道上り線守谷SAで行われた。この日、地元の茨城県立伊奈特別支援学校の中学3年生17人が自分たちで作ったビーズ作品や木工品、しおりなどを、特設コーナーに展示し、訪れた人に直接販売した。

同校では「農芸」「木工」「ビーズ」「縫製」「クラフト」などのテーマで班に分かれ、協力して製品を作っている。同校ではこれらの作業学習を自立と社会参加に向けた学習と位置付けて強化している。

この日は、唐辛子粉(農芸班)、ストラップ(ビーズ班)、牛乳パックから作ったコースター(クラフト班)、マルチカバー(繊維班)及びタオルハンガー(木工班)などの製品を生徒たち自らが販売した。

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