http://www.alterna.co.jpから転載]

イタリア政府は来年度から、気候変動とSDGs(持続可能な開発目標)を全公立校で必須学習内容にする。メキシコでは環境教育にSDGsを加えるという新法を作成中で、法施行時には全学校でこれが必須になる。日本でも2020年からSDGsが小中学校の学習指導要綱に組み込まれ、世界各国の義務教育で気候変動・SDGsの内容が急速に増えそうだ。(NZニュープリマス=クローディアー真理)

イタリアのサンレモで行われた「フライデー・フォー・フューチャー」© Tommi Boom (CC BY-SA 2.0)

イタリア政府が計画する環境教育は、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を、できるだけ多くの教科に取り入れる予定だ。加えて週に1時間、別に時間を取り、人間がどのように自然環境に変化をもたらしているかや、地球温暖化の原因と影響に絞った授業を行う。

6~11歳の小学生には、自然界との関係を主題にした、世界のさまざまな国の物語や童話を通して環境について教える。中学校ではより専門的な内容に触れ、高校ではSDGsの目標17項目が織り込まれる。英『ガーディアン』紙によれば、地理、数学、物理はサステナビリティの観点から授業を行うそうだ。

2020年9月に始まる来年度に備え、教育省がカリキュラムの準備を行い、世界的に著名な専門家の意見も取り入れる。そして1月には準備を終え、教師のトレーニングに入るという。

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