こんにちはレスポンスビリティの足立です。私はふだん、事業に役立つ「本物のCSR」を標榜して企業にコンサルティングをしていますので、ここでもあくまで業務に役立つことを前提とした、ちょっと硬派なCSRやサステナビリティのことをお話ししたいと思います。

さて今回は「ここがおかしい日本の政治、経済」という『お題』をいただきました。たしかに私も言いたいことは山ほどあります(笑)。日本の常識が世界では非常識であったり、逆に日本の非常識が世界の常識であるということも少なくありませんので、そうしたことはぜひ知っておくべきでしょう。

一方で、ことCSRという視点から見たとき、「ここがおかしい日本の政治、経済」などと言っている場合ではないということをぜひ考えたいと思います。なぜなら基本的にCSRも企業活動と同様に、グローバルに、より正確に言えば、ボーダレスにならざるを得ないからです。

いくらトランプ米大統領が頑張ったところで、経済のグローバル化は今後ますます進むでしょう。その中で、企業に求められているのがCSRなのです。そういう観点からしても、日本がどうかということではなくて、むしろ「世界はどうなのか」に注目する必要があるのは当然です。

今から15年ほど前に欧州的な意味でのCSRが日本に紹介されたとき、日本にはそもそも石田梅岩の経営哲学であったり、近江商人の三方良しという精神があるのだから、CSRという考え方はもともと根付いている。そんなことは新しくないし、今さら言われるまでもない、というようなことがよく言われました。

たしかにそれも一理あるのですが、そしてそういう精神が本当に残っているのであれば、その精神をそのままCSRに反映して発展させればいいのですが…

グローバルなCSRとは