1.3級教科書ポイント解説その1 -CSRの世界的な流れを中心に-
講師:株式会社国際社会経済研究所 代表取締役社長 鈴木 均

1990年代から2000年代にかけてCSRが世界的に求められた背景を、社会課題とともに解説した。また、2010年代に入り、社会的責任からサステナビリティへと考え方がシフトしている要因を、国連の動向なども踏まえて説明。これから日本企業に求められる経営のあり方、そしてCSR部門が担う役割について期待を込めて語った。

 

 

 

 

 

2.社会的課題の整理と対応
講師:株式会社SINKA 代表取締役/オルタナ総研フェロー 町井 則雄

現在に見られる社会的課題についてグローバル・ローカルを含めて詳しく説明。企業として向き合うべき課題はどのようなものか、またどのように解決にあたるべきなのかを、事例を交えて紹介した。そして、企業は今まで培った技術・ノウハウをリデザインすることで社会の持続可能性を高めることにつながり、企業のサステナビリティにもつながるという意義を伝えた。

 

3.ワークショップ -マテリアリティ初級ワークショップ-

受講生4~5名が1グループに分かれ、ワックショップを実施。オルタナ総研が作成した「CSRマトリックス(社会的課題と本業の整合表)」を元に、チーム内で1つの企業のマテリアリティを検討した。その後、議論した内容を発表。対象となった企業の方からは、「新たな視点からの意見は、気づかされることが多かった」などの意見があった。また、「他社の事例を聞くことのできる貴重な機会だった」という声も上がる充実した内容となった。

 

4.企業事例2: キリンホールディングス株式会社
講師:キリンホールディングス株式会社グループCSV戦略担当主幹・キリン株式会社CSV戦略部 主幹 森田 裕之

まず、同社がCSVを運用することとなった経緯をわかりやすく解説。重点課題をどのように特定したのか、基本方針やコミットメント策定への検討の経緯位はどういったものだったのかなど、具体的な内容と取り組みについて説明した。また、取組事例として、地域限定ビールなどの具体的な商品を用いて同社のCSV戦略を紹介した。